ハーブテントの汗は天然の美容液

Hananokaori

近年、ハーブスチーム、ハーブ蒸し、ハーブサウナなどのネーミングで注目を集めている、10種類程度のハーブをブレンドしたハーブスチームを全身に浴びる事で、温熱効果で大量の汗をかき、ハーブの薬効効果でリフレッシュすると共に病気になりにくい体作りを促す、健康法のハーブテントですが、その効果は、まさに一石二鳥、三鳥とも言えるでしょう。今回は、汗のハナシ。ハーブテントを利用することで得られる「いい汗」と「悪い汗」について詳しく探ってみましょう。

1.「いい汗」とは?

ハーブテントによって出る「いい汗」は、通常の運動でかく汗とは違った特徴があります。この良い汗とはまず、汗の粒は小さく、ほぼ水分に近く弱酸性なので、サラサラしていて皮膚の表面で蒸発します。保湿や潤いを与える役割もあるため、別名「天然の美容液」とも言われています。
テントに入るとハーブの恩恵を目一杯得ることができます。当協会オリジナルオーガニックハーブはハーブの香りや成分が呼吸器から脳へ行き、皮膚からは経皮吸収され、口から呼吸器、肺に入ることで、ダイレクトにハーブの薬効成分は全身に取り込まれます。リラックス効果や解毒作用、様々な不調の改善に期待できるのです。さらに、ハーブテントの内部温度は40度前後で高温すぎず、心地良い多湿な環境を作り出すため、大量の汗がより多く出るのも特徴です。この「いい汗」によって、体内の老廃物や毒素が排出され、汗腺も鍛えられることで基礎代謝や新陳代謝が促進され、体脂肪がつきにくい、太りにくい体づくりも目指すことができるでしょう。

2.「悪い汗」とは?

「悪い汗」とは普段、日常生活によって出る汗のことを指します。この悪い汗とは、主に生活する中での日常生活や温度上昇や緊張やストレスなどによって身体から出る汗を指します。良い汗とは異なり、余分なミネラルが多く含まれるので、大粒でベタベタしている特徴があります。さらにニオイが強い上に乾きにくいためジメジメした不快感も残りやすく、蒸発もしにくいので体温調節の効率も落ちてしまいます。

3.皮脂腺からの汗

皮脂腺からの汗は皮膚の潤いを保ったり食物・空気・水などから体内に取り込まれた有害物質(農薬・食品添加物など)や、有害重金属(水銀・アルミニウム・鉛など)を排出する役割があります。皮脂腺は毛穴の中にあるので皮脂腺からの汗を出してしまわないと毛穴が詰まってしまいます。

皮脂腺からの汗を出すにはマラソン30キロエアロビクス2時間以上の運動量が必要と言われており、長い時間をかけて蓄積された有害物質や有害金属は普通の汗では排出されず、皮脂腺からの汗でしか排出されず肝臓や腎臓でろ過できず、脂肪にたまりやすいのです。

4.ハーブテントのメリット

ハーブテントは、「いい汗」を引き出すことに特化しています。そのため、以下のようなメリットがあります。

  1. リラックス効果:ハーブの香りや温かさに包まれることで、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。
  2. 解毒効果:ハーブの成分が皮膚から吸収されることで、体内の毒素や重金属を排出する助けとなります。
  3. 代謝促進:全身の巡りがよくなり、中温多湿な環境によって発汗も増え、汗腺も鍛えられるため体内の代謝が活発化します。これによって、基礎代謝や脂肪燃焼が促進されるとされています。

【まとめ】

ハーブテントは、いい汗を引き出すことにより、医療や薬に頼るのではなく、本来人間が持っている生体機能を高める。体に優しい健康法です。その効果には、リラックス効果、代謝促進などがあります。日常の「悪い汗」とは異なる効果を期待できるため、積極的に取り入れることでより健康的な生活を送ることができるでしょう。

ABOUT ME
ナチュラルハーブ.協会
ナチュラルハーブ.協会
記事URLをコピーしました